年末年始の休暇を利用して、以前から訪れてみたかったPOLA美術館に行ってきた。
富士山近隣の観光地はどこも観光客で大混雑していたが、POLA美術館はそこまで混雑していなく、期待以上に楽しめた。
その様子を記録する。
POLA美術館
POLA美術館は、化粧品で有名な「POLA」、その会長のコレクションが収蔵されている美術館である。
『箱根の自然と美術の共生』をコンセプトに、2002年に神奈川県箱根町にて開館。富士箱根伊豆国立公園内にあり、周囲の自然を感じながらアートに触れることができる。
美術館の設計は、日建設計。安田幸一さんという方が担当したそうな。2004年に日本建築学会賞、BCS賞、グッドデザイン賞などを受賞。
POLA美術館のチケット。
ちなみにPOLA美術館のVI(ビジュアルアイデンティティ)は、長嶋りかこ氏だったとは、はじめて知った。
いいよね。
いざ美術館へ
美術館のウォールサイン『POLA MUSEUM OF ART』
期待が高まるエントランス。
地下のカフェから。地下といっても外の光が入り込む明るい空間。
子もうれしそう。
印象派から現代アートということで幅広いジャンルの作品を楽しむことができる。
特に美術館としては、現代アートが多い印象。
なにより広いし明るいし、とっても観やすい空間。
他にもピカソ、ゴッホ、藤田嗣治などの作品も収蔵されている。
また写真にはあまり残せていないが、立体作品も多い。
自然の中にも作品が展示されている
美術館の外にも作品が展示されているのだが、これがまた素晴らしい。まさに『自然と美術の共生』。
建物は、錚々たる賞を総ナメにしているだけある。これも素晴らしい。
外の作品で最も印象的だったのは、「ロニ・ホーン」の作品。
自然の中に大きなガラスがあり、違和感があるのか調和しすぎているのかわからない。光を感じ、何か生命らしきものも感じる。
こんな大きな葉っぱも。
いろんな作品が展示されていて、ちょっとした山道散歩がこんなにも楽しいとは!
展示以外も楽しめる
展示以外にもカフェ、ミュージアムショップが楽しい。
可愛らしいケーキも写真撮っておけばよかったな。
子はアートに触れて、描きたい欲が出てきたようで、ミュージアムショップでポストカードとメモ帳を買ってもらい、早速ミュージアムショップのドローイングコーナーでお絵かき。
めちゃくちゃいい絵かくやん。
POLA美術館は、いろんな作品があるし、そこまで混雑していないし、自然も作品も楽しむことができる稀有な美術館である。
また来年も行きたいな。
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