「テート美術館展 光 ― ターナー、印象派から現代へ」に行ってきました。

展示の詳細は下記を。

連休最終日、子供は幼稚園へ。親二人は以前から行きたかった国立新美術館で開催中の「テート美術館展 光 ― ターナー、印象派から現代へ」に行ってきました。

本展は、光がテーマ。ターナーからモネ、バウハウスの写真家、ジェームズタレル等の現代アーティストまで様々な手法を使って光を捉えた作品を一挙に観ることができる展示でした。

中でも僕が観たかったのは、ジェームズタレルのインスタレーション。

地中美術館の看板
なぜ看板を撮影したのかは不明

2008年に直島の地中美術館に訪れた際に「オープンスカイ」を体験し感動。以来、ジェームズタレルが好きになりました。

金沢21世紀美術館の看板
なぜ看板を撮影したのかは不明

金沢21世紀美術館でも「タレルの部屋」を体感して改めて素晴らしいと思ったのでした。僕の周りでも、タレル好きは多い。まぁ、タレルを知ってて嫌いな人はいないかなぁ。

妻は、ヴィルヘルムハマスホイという画家の絵画が観たかったようです。妻が美大生か社会人一年目の時に、ヴィルヘルムハマスホイの絵画を観て一目惚れし、その際購入した複写画は新居のワークスペースにファイリングされている。

目次

テート美術館展 光 ― ターナー、印象派から現代へ

いつ来ても素晴らしい建物だと思う。黒川紀章、日本設計。

いざ展示。

展示スペースは撮影可能なところと撮影不可のところがあります。

妻のお目当てのひとつ、ヴィルヘルムハマスホイの絵画は2点のみ。

ヴィルヘルムハマスホイ《室内、床に映る陽光》
ヴィルヘルムハマスホイ《室内》

日常生活を描く、しかも家の中の光を捉えるというのは、当時、新しい切り口だったのかもしれません。

草間彌生《去ってゆく冬》

絵画の他に、版画や写真、立体作品も。

ペー・ホワイト《ぶら下がったかけら》
オラファー・エリアソン《星くずの素粒子》

一番楽しみにしていたジェームズタレルのインスタレーション《レイマー、ブルー》 は、撮影不可。

言わずもがな本当に素晴らしかった。

あの規模の作品は、写真では伝わらない、体感しないとわからない。

地中美術館や21世紀美術館の他にも国内でタレルの作品を見れる所があるらしいし、これを機にもっとタレルの作品見に行こうと思いましたー。

ランチは、地下一階のカフェで。

そして、機嫌よく息子を迎えに幼稚園に向かったのでした。

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この記事を書いた人

元インハウスのプロダクトデザイナー。三角屋根の小さなお家で、妻と息子とチワワと生活しています。

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