先日、東京・新木場にあるCASICA STUDIOで行われていた「くらしの工藝布」の企画展に行ってきました。
その様子を写真と合わせてどうぞ。
目次
くらしの工藝布
「くらしの工藝布」とは、中川政七商店による新たなものづくりのブランド、取り組み。古くからある工芸の技に向き合い、今の生活に再解釈していく活動を「くらしの工藝布」と名付け、布の在りかたを探求するのだそう。
今年のテーマは、「刺し子」と「裂織」。
刺し子。
ひと針ひと針丁寧に、布の補強をすることが元々の目的だったそう。寒さの厳しい地方を中心に培われた技術とのこと。
直線モチーフ、幾何学が特徴的。
モダンな印象の中に、ヒトの手仕事が生み出す温かみが感じられます。
細かくて、まさに工藝、職人のお仕事。
裂織(さきおり)。
裂織も寒い地域(主に東北地方)で栄えた技術。江戸時代、傷んだり、古くなった布を裂いて糸にして織り、再び布としたのが端緒だそう。
なんとも表現し難い、複雑な模様。
表情豊かで唯一無二の表現になります。
織見本のようなものもあり、なかなか興味深い。
このような日本の伝統的に技術、工藝を次の時代にも残せるように、僕も普段の生活で伝統工藝を使っていきたいと思います。
そもそも工藝って日常で使える生活雑貨ですもんね。
企画展は、10/15(日)まで。
コメント