滅多に革靴は履かない。仕事でも大体スニーカー、身内の葬式も息子の祝い事でさえも、大体スニーカーを履いている。
それでもたまに革靴が履きたくなるもので、気兼ねなく履ける革靴が欲しいのだ。
SANDERS(サンダース)というブランド
普段はスニーカーばかり履いている私でも一応、革靴を所有している。
その中の一足がサンダースというブランドのものだ。
サンダースは、ウィリアムサンダースとトーマスサンダースという兄弟によって、革靴の聖地イギリスのノーサンプトンで1873年に設立された。1910年代、イギリス軍への群靴供給契約を結び、大きく発展した。
いまでは、イギリス国防総省(MOD)を世界各国の軍隊や警察への供給を背景に、効率的に大量生産を可能としてきたこともあり、それなりに手の届く価格で購入することができる。(年々販売価格は上がっている印象だが)
10年以上前に購入した、私のSANDERS(サンダース)
バーガンディーのような色のストレートチップ。
10年以上前、表参道あたりのどっかのお店で、サンダースのポップアップがやっていて、丁寧な店員さんに丁寧にフィッティングしてもらい購入したサンダース。
当初はかなり硬くて、長時間履くと少し痛みさえ感じることのあった靴。
堅牢なつくりで、最近スニーカーばかり履いている私には、たまに履くと重く感じる。ただ堅牢な分、気兼ねなく履けるし、しっかりメンテナンスすれば、一生使用できるだろう。
長い年月履き込むほど、自分の足に馴染んで、履きやすさと愛着が増していく。
この色とテクスチャーも割と気にっている。ファッションに無頓着な私だからだろうか、普段の服装であれば、それなりに違和感なく履けると思っている。
久しく磨いていないので、革がかなり乾燥している。今夜、久しぶりにしっかり磨こうかな。
一足あると便利なミリタリーダービー
そして、いま黒のストレートチップ『ミリタリーダービー』がほしいのだ。
どんなシーンでも履いていける定番の黒の『ミリタリーダービー』。
やはり黒の革靴でなければならないシーンもあるかなと。ただ気兼ねなく履けるというのが、重要なのだ。
(オールデンの黒のプレーントゥも所有しているが、どこでも気兼ねなく履けるという点では、やはりサンダース)
今年の冬『ミリタリーダービー』を購入しようかな。
最初はカチカチの革靴を、また10年かけて自分の足に馴染ませる、これもなかなかいいじゃない。
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