D&DEPARTMENTが提供している、服の染め直しプロジェクト「d&RE WEAR 2024」でユニクロのオックスフォードシャツを染めてみた。
数ヶ月かけて帰ってきた、その仕上がりはどうか。
d&RE WEARは10周年
『d&RE WEAR』は、D&DEPARTMENTが年に数回、洋服をお預かりして染め直す取り組みだ。「まだ着られる服の大量廃棄」という社会問題に対し、楽しく取り組めることとして、2014年から服の「染め直し」を始めた。
家庭から手放される衣服の量は、1年で約70万tらしい。うち約46万tがゴミに。回収されてリユースやリサイクルされる衣類は34%にすぎない。
そんな社会問題の解決につながる活動『d&RE WEAR』は、なんと今年で10周年。
2年前に私も長年着ていたスタンドカラーのシャツを黒に染めた。
いつも思うけど、こういう活動は、洒落っ気と可愛らしさがないと続かない。(問題が改善しない限り)続かないと意味がない。
そもそもアップサイクルとはそういうもの。「想像的価値利用」なのだ。
今回は紺で染めた
24年のシーズンカラーは『クレイグリーン』。その名の通り、クレイ(粘土)のような色味。ミリタリーっぽいイメージもあれば、ナチュラルで温かいイメージもある。
そして『黒』『紺』は毎回の定番色。
前回は『黒』だったけど、今回は『紺』でシャツを染める。
ユニクロのオックスフォードシャツ
今回染めたのはユニクロのマスターピース「オックスフォードシャツ」。2980円という価格では考えられないくらいのクオリティ。色は『Blue』。
染める前。サックスブルーが鮮やかで爽やか。
染めた後。紺というより濃紺。
今回、D&departmentでは、染める前の衣類の写真を撮ってくれていた。こういうのも嬉しい。
after。
元々のサックスブルーの上に紺色で染めていい感じ。
このサービスには、染色後シリアルナンバーが刺繍される。
ステッチは紺色には染まっていない。
これはこれでなんかいい。
着古した服に劣化があると染色後に傷みや破損が起こるため注意が必要だけど、それと楽しめばいいじゃない。ほつれなどは直してリメイクすればいいじゃない。
今回もいい感じ。
長く着たいと思う。
コメント