前回は、費用をおさえるために検討した内容について綴りました。
今回は、着工から棟上げについて。
設計が固まったら、いざ着工。
大まかな流れとしては、地盤調査・改良、基礎をつくり、材料を搬入、足場をつくって、棟上げ。
地盤調査、地盤改良
建物を建てる前に必要なとこは、地盤調査。
費用としては、土地の広さなどにもよると思います。ちなみにうちの場合は、3万円程度でした。
調査結果は、[不均質で軟弱な地盤]という項目にチェックが入り、改良が必要とのこと。
地盤改良費としては、60万程度でした。
基礎工事
改良後、基礎工事に入りました。基礎工事着工から材の搬入、棟上げまでは3週間弱。
材料の運び入れ
材料を敷地内に入れるのは、数時間で終わり、棟上げの日まで敷地内で保管。
建築に使う木材ってこんなもんか、と思いました。
棟上げ(建方、上棟はほぼ同義)の準備
基礎の終わり、次はいよいよ棟上げです。
棟上げは、ある程度お日柄の良い日に行いました。
棟上げ、建方、上棟はほぼ同じ意味です。ここで僕たちが迷ったのは、上棟式を行うか、行わないか。行わないなら、どんな形態をとるか、です。
上棟式については、ネットで検索すればでてくるので割愛しますが、最近ですと形式的な式を行わないことも増えているようです。ましてはコロナ禍は尚更。
僕も形式的な式は行いませんでした。そうなると、大工さん、監督さん、建築士さんたちに気持ちよく仕事してもらうために、どのようなおもてなしがよいのか、常識的な範囲でなにをすべきをいろいろ調べました。
結果、行ったことは、
当日、現場に入る方々の全員分のお弁当、飲み物の用意。
棟梁、その日サポートに入ってくださる大工さん、監督さんへのご祝儀。
の2点です。
お弁当は、小洒落たお弁当や取り分けるオードブルよりもガッツリ系。ヒレカツ弁当を人数分、自分の分も入れて12人分を用意。
ご祝儀は、棟梁さん、鳶さん、現場監督さん、合計9人。金額としては、棟梁さん、監督さんが、同額。次いで、主担当の大工さん、そして当日限りの鳶さんの順で金額を設定しました。
当日、テキパキと仕事をこなす職人さんたちを見て、もう少し包めばよかったなかぁとも思います。
いざ棟上げ。
朝からテキパキと仕事をこなす職人さんたち。あっという間に足場を組んで、木材を積んでいきます。
進捗が分かりやすく、見ていて楽しい。
タイムラプスでも撮影しておけばよかった。
このような工程を見れるのは珍しいし、大工さんの仕事ぶりを見れるのは楽しいし、注文住宅ならではの光景だと思います。
建物の全体感がみえてくるとかなり実感がわきますね。
家づくりはまだ続きます。外装、内装、キッチン、水回りなど、決めること、納めるものがまだあります。
次回は、キッチンについて書こうかと思います。
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