日常使いやすいバックパックが欲しいと思い、かなりの間、バックパックを探していました。
そして、たどり着いたのが、MONOLITHというブランドの「BACKPACK SOLID PRO」。サイズはS。
経緯
このプロダクトは2022年2月に発売され、僕は即購入しました。MONOLITHというブランドは割と早い段階で知って気になっていたし、1LDK AOYAMAで実際にMONOLITHのバッグを手にして、つくりも確認していました。
実は、このバックパックを購入する前、2021年12月にMONOLITHの別のバックパック(BACKPACK STANDARD SOLID)を購入しています。
BACKPACK STANDARD SOLIDはシンプルな作りで非常に軽くて、ラフに気兼ねなく使える良さがあり、なんといっても今までにないサイズとカタチが新鮮でした。コムデギャルソンのリュックような機能と大きさですが、MONOLITHの方が作りと見た目がよりシンプルであり、全く別モノの印象です。ただ気になる点としては、そのサイズとPC収納でした。普段は、見た目にもマインドにもフィットするサイズ、機能なのですが、仕事にも使うとなるとはやりちょっと。。(別にカッチリスーツを着ているわけではありませんが)
仕事に使うのであれば、ラインナップに「OFFICE」とか「PRO」がありますのでそちらを買えばいい話です。が、僕は「SOLID」のなんとも言えない可愛らしさが良かった。そんなタイミング(2022年2月)に、「BACKPACK SOLID PRO」が発表•発売され、即購入という経緯です。
MONOLITHというブランド
「このバッグは必要か。」そんな強いメッセージにブランドの信念を感じます。
もともとモノリス自体は、ランドセルで有名なセイバンの新規事業(というより事業の多角化)のひとつです。日本は少子化だし、ランドセルも市場は縮小せざるを得ない。ランドセルのリユースサービスもあるらしいし、ランドセルではなく自由なバッグで登校してもよい学校も増えているらしい。となると、親としては、小学校の6年間しか使用しない高価なランドセルではなく長く使えるカバンを使わせたい、とか、そうなれば、大人向けの商品を展開するのは必然かと思います。
ブランドの立ち上げ、製品開発、販売戦略に至るまでをmurofficeの中室太輔氏が手がけています。セイバンのみの人間では、今のモノリスの世界観を作ることはできなかったと思います。
ローンチ直後は限られたお店でしか手に取ることはできないとか、情報も少なく、明らかに感度の高そうな顧客を狙っているのがわかりました。
ちなみにMONOLITHのサイトは、ブランドのメッセージがよく分かし、かなりユーザーフレンドリー。分かりやすく、比較もできて、そしてちゃんとモノリスの世界観も伝わる。
MONOLITH BACKPACK SOLID PRO
パッと見、スタンダードなカタチをしていますが、「SOLID」というだけあってパターンがシンプルで、塊感があります。
ファブリックはODURA FABRICで、その上にポリカーボネートのコーティングをかけているそう。
上部のハンドルはかなりしっかりとした作りで堅牢性を感じます。
中はこんな感じ。タブレット、ペン、カードケース、PCの電源やその他ガジェット類が区分けできます。
割とベーシックな見た目だけど、パターンがシンプルでこんだけ機能を盛り込んだのが、かなり新鮮なバックパックという印象です。
シンプルだけど機能性も求める人にとってはかなり満足できるバックパックだと思います。
強いて欠点をあげるなら、チェストストラップが付けにくいことでしょうか。移動中、特に電車では、バックパックを前に持ったり、後ろに持ったりもするので、チェストストラップを付けたり外したりすることも多いのですが、片手で付けることができない形状です。アウトドアブランドのバックパックは大体片手で付けることができます。
MONOLITHのプロダクトには完成はなく、常にアップデートするらしいのでこのあたりもアップデートするのを期待しています。
とにかくこのMONOLITHは、次世代の基準となるバッグになりそうです。世の中に沢山あるバッグの中で「このバッグは必要か。」と問われれば、僕は「はい」と答えるかと。
7月にはMONOLITH2店舗目となる新店舗「MONOLITH AOYAMA」が青山にオープンしたそうです。丸の内の店舗と世界観は統一しながらも、また異なる素材を使って表現をしているそうです。こちらの店舗にも一度行ってみようと思います。
https://www.monolithpack.com/shop/feature/20220702.aspx
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