グランドセイコー61GSスペシャル用に社外品ステンレスブレスを加工する。

グランドセイコー61GSスペシャルに合うステンレスブレスレットを探している。61GSスペシャルをブレスで着けたいのだ。

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しかし、なかなかピッタリなものは見つからない。特に弓カンが見つからないのだ。なら社外品のステンレスブレスレットの弓カンを加工してみようと思った。

目次

ピタリと合うのはやはり純正ブレス

61GSスペシャルと61GSは、実はラグの内側のケース形状が微妙に違うのだ。

61GSは直線なのに対し、61GSスペシャルは曲線である。

そのため弓カンなしのブレスの場合、ケースとブレスレットの隙間が目立つのだ。

61GSスペシャルには「SEIKO XAB 271」という純正のステンレスブレスレットが存在する。

さすがは純正、ケース形状にピタッと

のだが、これが見つからない。見つけてもなかなかの金額なのだ。

社外品のステンレスブレスレットを加工

そこでBAMBIのステンレスブレスレット(弓カン付き)を加工してみた。

購入したのは下記のブレスレット。

まずは弓カンをケースに合わせてみる。

合いそうで合わない。ケースと弓カンが干渉している。

干渉部分をルーターで削っていく。

ルーターはホームセンターでも売っている金属対応の家庭用の安いルーター。

ノギスで大体何ミリくらい削るかを確認する。

削ってはケースに合わせて、確認。曲率がケースに合うように。

ノギスで確認して、削ってはケースに合わせていく。

大体こんな感じ。左が加工前、右が加工後。

比較すると違いがわかると思う。

ここまで2時間くらいかかった。

最初は慎重に丁寧に削っていたのだが、だんだん雑になってしまった。

何回もルーターで弓カンの表面を傷つけてしまったのだ。まぁ仕方ない。ご愛嬌。

横から見るとこんな感じ。

弓カンが浮いているのが確認できる。これをペンチで少しずつ調整し、隙間を埋める。

こんな感じ。

もう片方の弓カンも同様に削る。

やっぱり弓カンの表面にルーターをぶつけて傷つける。

最終的にこんな感じ。

加工時間は約4時間ちょい。

地道な作業に途中から雑になって弓カンも傷つけたが、個人的にはまぁ納得。

汗ばむ時期は、やはりステンレスブレスがいい。

秋まではこれでいこうと思う。

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この記事を書いた人

元インハウスのプロダクトデザイナー。三角屋根の小さなお家で、妻と息子とチワワと生活しています。

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